Syrup16g

提供: Yourpedia
移動: 案内検索

Syrup16g(シロップじゅうろくグラム)は、1996年に結成された日本のロックバンド

メンバー

五十嵐隆(いがらし たかし)
ボーカルギター
キタダマキ
ベース
前ベースの佐藤がパワーを売りにしていたのに対し、彼は自身の存在感をアピールしつつも、バンドの音楽全体で見ると安定したプレーで支えている。
中畑大樹(なかはた だいき)
ドラム
豪快なドラムと精神で五十嵐を音楽、精神面の両方で支えている。細身だが筋肉質な体で、声が大きい。ライブ中によく大声で叫び、よく上半身裸になる。
2005年9月24日に開催されたイベント「daimasの日記スペシャル」ではPERIDOTSVOLA & THE ORIENTAL MACHINE、Syrupと音楽性の全く違う3つのバンドでドラムを叩いた事で、その日は「大樹ちゃん祭り」と呼ばれていた。

過去のメンバー

佐藤元章(さとう もとあき)
ベース
スキンヘッドのヴィジュアルとパワーのある演奏で人気を博したが、2002年6月を以って脱退。

サポートメンバー

青木裕(あおき ゆたか)
ギター
テクニカルなギターで、楽曲に独自のアレンジを加え、メロディアスに仕上げたり、五十嵐が弾き切れない難しいギターソロを担当したりと活躍する。しかし「どの曲も歪みがキツく、曲の雰囲気が変わってしまう」、「アレンジのし過ぎ」といった評価もある。
藤田顕(ふじた あきら)
ギター
2004年のライブ活動に参加。

音楽性

  • 五十嵐の奏でるディレイ(アナログ+デジタル)を2重にかけた、歪みつつも煌びやかなギターサウンドが特徴。中畑の力強くリズミカルなドラム、初期は佐藤の力強いベース、現在はキタダのテクニカルなベースが融合したサウンドになっている。
  • 内省・諦観的で、時に抉り突き放すように、絶望と希望を歌い上げる歌詞は、一部のファンから「中毒的」ともいえる支持を受け、同じ理由でファン以外には遠ざけるものもある。こうして一見すると、人をドン底まで叩き落とすような歌詞の、絶望的で鬱屈した暗いバンドと思われがちではあるが、「人生は明るくなくてはいけないのに、自分は暗い」という脅迫観念から、より一層落ち込んでしまうネガティブな層の人間に「別にネガティブでも良い。堕ちるところまで堕ちた方が楽。そこから考え直すのもまた一興」という安心感を与え、逆に気力を与えるという見方もある。

エピソード

  • delayed、静脈に収録されているほうの「水色の風」では、BUMP OF CHICKENのボーカル藤原基央がコーラスで参加している。
  • 「リアル」では、bloodthirsty butchersの吉村秀樹がフィードバックギターで参加している。またこの曲はライブでの盛り上げのきっかけになることが多い。
  • イラク戦争への怒りをぶつけた、彼らにとって初めてのシングル曲である「パープルムカデ」のPVは、本物のムカデがのた打ち回る映像が使われている。ちなみにそのムカデは沖縄に生息する猛毒を持ったかなり大きいもので、撮影は決死の作業で行われた。五十嵐がムカデ好きな訳では無い。
  • delayed』に収録されている「Reborn」という曲は、FMラジオ局の「FM802」でヘビーローテーション曲となり、新規のファンを増やすきっかけとなった。しかし、五十嵐はあまりこの曲を気に入っていない。この曲は前メンバーの佐藤氏の視点から生まれた曲。

外部リンク