「磐越自動車道」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2013年6月|ソートキー=道高はんえつしとうしやとう}} {{Infobox road |種別・系統 = [[高速自動車国道]]<br />([[有料道路|有料]]) |アイコン = [[ファイル:Ban-etsu Expwy Route Sign.svg|250px|磐越自動車道]] |名前 = {{Ja Exp Route Sign|E49}}磐越自動車道 |総距離 = 212.7 [[キロメートル|km]] |開通年 = [[1990年]]([[平成]]2年)- [[1997年]](平成9年) |起点 = [[いわき市]]([[いわきジャンクション|いわきJCT]]) |主な経由都市 = [[田村市]]、[[郡山市]]、[[本宮市]]<br />[[会津若松市]]、[[阿賀野市]]、[[五泉市]] |終点 = [[新潟市]]([[新潟中央インターチェンジ|新潟中央IC]]) |接続する主な道路 =[[常磐自動車道]]、[[東北自動車道]]、[[北陸自動車道]]、[[日本海東北自動車道]] }} [[File:Ban-etsu Expressway Iwaki.JPG|thumb|250px|[[いわき市]]内郷高野町の磐越自動車道]] [[ファイル:AganoGawaRheinTagged.jpg|thumb|right|250px|焼山トンネルを出て[[津川町|津川]]市街で[[阿賀野川]]ラインと併走する磐越自動車道]] [[ファイル:AganoGawaTagged.jpg|thumb|right|250px|[[新潟市]]郊外で阿賀野川と併走する磐越自動車道]] '''磐越自動車道'''(ばんえつじどうしゃどう、BAN-ETSU EXPRESSWAY)は、[[福島県]][[いわき市]]の[[いわきジャンクション]] (JCT) から、[[郡山市]]を経由して[[新潟県]][[新潟市]][[江南区 (新潟市)|江南区]]の[[新潟中央インターチェンジ]] (IC) へ至る[[日本の高速道路|高速道路]]([[高速自動車国道]])である。略称は'''磐越道'''(ばんえつどう、BAN-ETSU EXPWY)。 [[高速道路ナンバリング]]による路線番号は、「'''E49'''」が割り振られている。 == 概要 == [[表日本|太平洋側]]と[[裏日本|日本海側]]を結ぶ横断軸の1つで、福島県[[浜通り]]・[[中通り]]・[[会津|会津地方]]と新潟県[[下越地方]]・[[新潟市]]を結ぶ。また、[[高速自動車国道]]だけでも、[[常磐自動車道]]・[[東北自動車道]]・[[北陸自動車道]]・[[日本海東北自動車道]]の4路線と連絡している。路線の大半は[[国道49号]]と並行しているほか、[[阿武隈高地]]では[[国道349号]]や[[国道288号]]に並行している。 {{要出典範囲|長距離トラックなど[[商用車]]を中心として、[[東北地方]]と[[中部地方]]以西の交通に際し、交通渋滞の激しい[[首都圏 (日本)|首都圏]]を避けて[[迂回]]するほか、通行料をより低廉とするために利用されることも多い|title=利用実態について解説・論評した出典を提示ください。 (執筆者による独自研究・分析・体験談はNG。)|date=2012年7月23日 (月) 21:10 (UTC)}}<ref>一例として、東北道[[本宮インターチェンジ|本宮IC]]から[[名神高速道路|名神高速]][[彦根インターチェンジ|彦根IC]]までの料金([[普通自動車|普通車]]・[[ETC割引制度|ETC割引]]なし)は、[[首都高速道路|首都高速]]・[[東名高速道路|東名高速]]経由の14,600[[円 (通貨)|円]]に対して、磐越道・北陸道経由では12,400円となる。</ref>。また、行楽期の渋滞が激しい東北自動車道を避け、比較的渋滞の発生しにくい常磐自動車道を利用するための車両が通行する事例もある<ref name="常磐道迂回">[http://calendar.driveplaza.com/comfortable_drive.html 東北道/常磐道・磐越道 ルート選択で快適なドライブを!] - ドラぷら E-NEXCOドライブプラザ</ref>。 [[会津若松インターチェンジ|会津若松IC]]から[[新潟中央ジャンクション|新潟中央JCT]]間は一部を除き[[暫定2車線]]であるため近年、[[トンネル]]付近を中心に[[交通事故|正面衝突死亡事故]]が多発している{{要出典|date=2016年7月13日 (水) 15:25 (UTC)}}。また、4車線化された区間も全体的に線形が悪く、急勾配やトンネルが連続している箇所がある。 2011年6月20日から、[[東日本大震災]]の被災者については[[2012年]][[3月31日]]まで<ref>現在、[[2017年]]3月31日まで延長されている。</ref>、復旧・復興の物資等輸送のためのトラック・中型車以上のバスについては2011年8月末まで無料開放された<ref name="muryouka2011">[http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000178.html 東日本大震災を踏まえた高速道路の料金について] - 国土交通省 報道発表資料 2011年6月8日</ref>。また、[[福島第一原子力発電所事故|福島第一原発事故]]の避難者については、上記の措置が終了した後も無料通行を可能とする措置がとられている。 === 路線名 === [[高速自動車国道]]の路線名および、[[国土開発幹線自動車道]]の路線名は[[東北横断自動車道|東北横断自動車道いわき新潟線]]である。 * [[東北横断自動車道|東北横断自動車道いわき新潟線]]:全線 == インターチェンジなど == * IC番号欄の背景色が<span style="color:#BFB">■</span>である区間は既開通区間に存在する。施設欄の背景色が<span style="color:#CCC">■</span>である区間は未開通区間または未供用施設に該当する。未開通区間の名称はすべて仮称である。 * [[スマートインターチェンジ|スマートIC]]は背景色<span style="color:#eda5ff">■</span>で示す。利用時間の特記がないスマートICは24時間利用可能である。 * 路線名の特記がないものは[[市町村道|町道]]。 * [[バス停留所|バスストップ]] (BS) のうち、○は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。 ** 小野ICと津川ICは△としている。これは当該BSは元々IC近隣に設置された小野町および阿賀町の施設でIC設備からも離れており、本自動車道に属すBSではないためである。しかし実際の運行上の扱いは一緒である。 * 英略字は以下の項目を示す。 *: IC:[[インターチェンジ]]、JCT:[[ジャンクション (道路)|ジャンクション]]、SA:[[サービスエリア]]、PA:[[パーキングエリア]]、BS:[[バスストップ]] {| class="wikitable" |- !style="border-bottom:3px solid green"|IC<br />番号 !style="border-bottom:3px solid green"|施設名 !style="border-bottom:3px solid green"|接続路線名 !style="border-bottom:3px solid green"|[[いわきジャンクション|いわき]]<small><br />から<br />([[キロメートル|km]])</small> !style="border-bottom:3px solid green"|[[バス停留所|BS]] !style="border-bottom:3px solid green"|備考 !colspan="2" style="border-bottom:3px solid green"|所在地 |- !style="background-color:#BFB"|16-1 |[[いわきジャンクション|いわきJCT]] |[[常磐自動車道]] |style="text-align:right"|0.0 | | |rowspan="20" style="width:1em"|[[福島県]] |rowspan="3"|[[いわき市]] |- !style="background-color:#BFB"|1 |[[いわき三和インターチェンジ|いわき三和IC]] |[[福島県道66号小名浜小野線|県道66号小名浜小野線]]/[[国道49号]] |style="text-align:right"|8.8 | | |- !style="background-color:#BFB"|- |[[差塩パーキングエリア|差塩PA]] |style="text-align:center"|- |style="text-align:right"|18.7 | | |- !style="background-color:#BFB"|2 |[[小野インターチェンジ|小野IC]] |[[国道349号]]/[[あぶくま高原道路]] |style="text-align:right"|35.2 |style="text-align:center"|△ | |[[小野町]] |- !style="background-color:#BFB"|- |style="background-color:#CCC"|[[田村中央スマートインターチェンジ|田村中央SIC]](仮称) |style="background-color:#CCC"|国道349号 |style="text-align:right"| | |style="text-align:left"|計画中(いわきから44.7km付近<ref>{{PDFlink|[http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/kisya/kisyah/images/53200_1.pdf 磐越自動車道「(仮称)田村中央スマートインターチェンジ」連結許可書の伝達式を開催します]}} - [http://www.thr.mlit.go.jp/ 国土交通省 東北地方整備局]</ref>) |rowspan="3" |[[田村市]] |- !style="background-color:#BFB"|- |[[阿武隈高原サービスエリア|阿武隈高原SA]] |style="text-align:center"|- |style="text-align:right"|46.8 | | |- !style="background-color:#BFB"|3 |[[船引三春インターチェンジ|船引三春IC]] |[[国道288号]] |style="text-align:right"|55.7 | | |- !style="background-color:#BFB"|- |[[三春パーキングエリア|三春PA]] |style="text-align:center"|- |style="text-align:right"|59.5 | | |[[三春町]] |- !style="background-color:#BFB"|3-1 |[[郡山東インターチェンジ|郡山東IC]] |国道288号 |style="text-align:right"|63.7 | | |rowspan="4"|[[郡山市]] |- !style="background-color:#BFB"|18-1 |[[郡山ジャンクション|郡山JCT]] |[[東北自動車道]] |style="text-align:right"|71.4 | | |- !style="background-color:#BFB"|- |[[五百川パーキングエリア|五百川PA]] |style="text-align:center"|- |style="text-align:right"|76.5 | | |- !style="background-color:#BFB"|4 |[[磐梯熱海インターチェンジ|磐梯熱海IC]] |[[福島県道24号中の沢熱海線|県道24号中の沢熱海線]] |style="text-align:right"|79.6 | | |- !style="background-color:#BFB"|5 |[[猪苗代磐梯高原インターチェンジ|猪苗代磐梯高原IC]] |[[国道115号]] |style="text-align:right"|97.6 | | |[[猪苗代町]] |- !style="background-color:#BFB"|- |[[磐梯山サービスエリア|磐梯山SA]] |style="text-align:center"|- |style="text-align:right"|105.3 | | |[[磐梯町]] |- !style="background-color:#BFB"|6 |[[磐梯河東インターチェンジ|磐梯河東IC]] |[[福島県道64号会津若松裏磐梯線|県道64号会津若松裏磐梯線]] |style="text-align:right"|111.5 | | |rowspan="2"|[[会津若松市]] |- !style="background-color:#BFB"|7 |[[会津若松インターチェンジ|会津若松IC]] |[[国道121号]] |style="text-align:right"|117.5 | | |- !style="background-color:#BFB"|7-1 |style="background-color:#eda5ff"|[[新鶴パーキングエリア|新鶴PA/SIC]] |style="background-color:#eda5ff"| |style="text-align:right"|124.7 | | |[[会津美里町]] |- !style="background-color:#BFB"|8 |[[会津坂下インターチェンジ|会津坂下IC]] |国道49号/[[国道252号]] |style="text-align:right"|132.4 | | |[[会津坂下町]] |- !style="background-color:#BFB"|9 |[[西会津インターチェンジ|西会津IC]]/[[西会津パーキングエリア|PA]] |[[福島県道16号喜多方西会津線|県道16号喜多方西会津線]]<br />国道49号([[西会津バイパス]]) |style="text-align:right"|143.8 |style="text-align:center"|○ | |rowspan="2"|[[西会津町]] |- !rowspan="2" style="background-color:#BFB"|- |rowspan="2"|黒森山トンネル |rowspan="2" style="text-align:center"|- |rowspan="2" style="text-align:right"| |rowspan="2"| |rowspan="2"|長さ 2758m |- |rowspan="15" style="width:1em"|[[新潟県]] |rowspan="6" |[[阿賀町]] |- !style="background-color:#BFB"|- |[[上川パーキングエリア|上川PA]] |style="text-align:center"|- |style="text-align:right"|162.6 | | |- !style="background-color:#BFB"|10 |[[津川インターチェンジ|津川IC]] |[[新潟県道89号津川インター線]] |style="text-align:right"|166.2 |style="text-align:center"|△ | |- !style="background-color:#BFB"|- |[[三川バスストップ|三川BS]] |style="text-align:center"|- |style="text-align:right"|172.8 |style="text-align:center"|○ | |- !style="background-color:#BFB"|11 |[[三川インターチェンジ|三川IC]] |[[新潟県道587号三川インター線|県道587号三川インター線]] |style="text-align:right"|174.0 | | |- !style="background-color:#BFB"|- |[[阿賀野川サービスエリア|阿賀野川SA]] |style="text-align:center"|- |style="text-align:right"|181.0 | | |- !style="background-color:#BFB"|12 |[[安田インターチェンジ|安田IC]] |[[新潟県道41号白根安田線|県道41号白根安田線]] |style="text-align:right"|188.9 |style="text-align:center"|○ | |[[阿賀野市]] |- !style="background-color:#BFB"|- |[[五泉パーキングエリア|五泉PA]] |style="text-align:center"|- |style="text-align:right"|191.2 | | |[[五泉市]] |- !style="background-color:#BFB"|13 |[[新津インターチェンジ|新津IC]] |[[新潟県道34号新津停車場線|県道34号新津停車場線]] |style="text-align:right"|198.5 | | |rowspan="7"|[[新潟市]] |- !style="background-color:#BFB"|- |[[川口バスストップ|川口BS]] |style="text-align:center"|- |style="text-align:right"|202.2 |style="text-align:center"|○ | |- !style="background-color:#BFB"|13-1 |style="background-color:#eda5ff"|[[新津西スマートインターチェンジ|新津西SIC]] |style="background-color:#eda5ff"|[[国道403号]] |style="text-align:right"|204.5 | |新潟中央JCT方面出入口 |- !style="background-color:#BFB"|- |[[酒屋バスストップ|酒屋BS]] |style="text-align:center"|- |style="text-align:right"|207.5 |style="text-align:center"|○ | |- !style="background-color:#BFB"|- |[[新潟パーキングエリア|新潟PA]] |style="text-align:center"|- |style="text-align:right"|208.6 | | |- !style="background-color:#BFB"|42 |[[新潟中央ジャンクション|新潟中央JCT]] |[[日本海東北自動車道]]<br />[[北陸自動車道]] |style="text-align:right"|211.9 | | |- !style="background-color:#BFB"|14 |[[新潟中央インターチェンジ|新潟中央IC]] |[[新潟県道16号新潟亀田内野線|県道16号新潟亀田内野線]] |style="text-align:right"|212.7 | | |} ※[[距離標|キロポスト]]は、常磐道方面からの合流を起点に0.5KPから設置されている。 == 歴史 == * [[1990年]]([[平成]]2年)[[10月31日]] : 郡山JCT - 磐梯熱海IC間の供用を開始する。 * [[1991年]](平成3年)[[8月7日]] : 磐梯熱海IC - 猪苗代磐梯高原IC間の供用を開始する。 * [[1992年]](平成4年)[[10月29日]] : 猪苗代磐梯高原IC - 会津坂下IC間の供用を開始する。 * [[1994年]](平成6年)[[7月28日]] : 安田IC - 新潟中央IC間の供用を開始し、北陸自動車道と接続する。 * [[1995年]](平成7年)[[8月2日]] : いわきJCT - 郡山JCT間の供用を開始し、常磐自動車道と接続する。 * [[1996年]](平成8年) ** [[10月17日]] : 会津坂下IC - 西会津IC間の供用を開始する。 ** [[11月14日]] : 津川IC - 安田IC間の供用を開始する。 * [[1997年]](平成9年)[[10月1日]] : 西会津IC - 津川IC間の供用を開始し、'''全線開通'''。 * [[1999年]](平成11年)[[4月27日]] : 磐梯熱海IC - 猪苗代磐梯高原IC間が両側4車線に拡幅される。 * [[2001年]](平成13年)10月31日 : 磐梯山SA - 磐梯河東IC間が両側4車線に拡幅される。 * [[2004年]](平成16年) ** [[10月23日]] : [[新潟県中越地震]]が発生し、一時的に会津若松IC - 津川IC間が通行止。 ** [[11月19日]] : 郡山東IC - 郡山JCT間が両側4車線に拡幅される。 ** [[12月1日]] : いわき三和IC - 差塩PA間が両側4車線に拡幅される。 * [[2005年]](平成17年)10月1日 : [[日本道路公団]]の分割民営化により、道路の管理・運営が[[東日本高速道路]](NEXCO東日本)に承継される。 * 2005年(平成17年)[[12月26日]] : 新鶴PA[[スマートインターチェンジ|スマートIC]]が[[社会実験]]として供用を開始する。 * [[2006年]](平成18年)[[11月22日]] : 小野IC - 阿武隈高原SA間が両側4車線に拡幅される。 * [[2007年]](平成19年)[[4月1日]] : 新鶴スマートICの社会実験が前日をもって終了し、供用を開始する。 * 2007年(平成19年)[[11月17日]] : 阿武隈高原SA - 船引三春IC間が両側4車線に拡幅される。 * [[2008年]](平成20年) ** 6月 : [[岩手・宮城内陸地震]]に関連し、一時的にいわきJCT - いわき三和IC間が通行止。 ** 11月14日 : 船引三春IC - 郡山東IC間が両側4車線に拡幅される。 ** [[11月30日]] : いわきJCT - いわき三和IC間、差塩PA - 小野IC間が両側4車線に拡幅され、これによりいわきJCT - 会津若松ICの4車線化が完了する。 * [[2009年]](平成21年)[[6月30日]] : 新津西スマートICの連結が許可される<ref>[http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000081.html 高速自動車国道へのインターチェンジの追加設置について](報道発表資料) - 国土交通省</ref> * [[2011年]](平成23年) ** [[6月20日]] : [[東日本大震災]]の被災者および[[福島第一原子力発電所事故|福島第一原発事故]]の避難者、復旧・復興の物資等輸送のためのトラックおよび中型車以上のバスを対象とした無料開放を開始する<ref name="muryouka2011" />。 ** [[12月17日]] : 新津西スマートICの供用を開始する。 * [[2014年]](平成26年)[[7月25日]] : 田村中央スマートICが新規採択される<ref>[http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000433.html スマートインターチェンジの新規採択について](報道発表資料) - 国土交通省</ref> * [[2016年]](平成28年)4月 : [[熊本地震 (2016年)|熊本地震]]に関連し、一時的にいわきJCT - いわき三和IC間が通行止。 == 路線状況 == === 車線・最高速度 === {| border="1" class="wikitable" style="text-align:center" |- !区間!![[車線]]<br />上下線=上り線+下り線!![[最高速度]] |- | いわきJCT - 会津若松IC||4=2+2||80[[キロメートル毎時|km/h]] |- | 会津若松IC - 安田IC||2=1+1||70km/h |- | 安田IC - 五泉PA||4=2+2||80km/h |- | 五泉PA - 新潟PA|||2=1+1||70km/h |- | 新潟PA - 新潟中央JCT||rowspan="2" |4=2+2||80km/h |- | 新潟中央JCT - 新潟中央IC||40km/h |} IC・SA・PA・一部のトンネル付近に追越車線あり。新津IC付近の追越車線は80km/h。 === サービスエリア・パーキングエリア === 売店はすべての[[サービスエリア]] (SA) と[[五百川パーキングエリア]] (PA) に設置されている。[[レストラン]]は[[磐梯山SA]]と[[阿賀野川SA]]にあるほか、[[阿武隈高原SA]]には[[フードコート]]が設置されている。[[ガソリンスタンド]]は阿武隈高原SAと磐梯山SAにあり、阿武隈高原SA下り線が深夜営業をしていないほかは24時間営業である。24時間営業の売店は、阿賀野川SA下り線の[[ファミリーマート]]のみである。なお、パーキングエリアについては[[五百川PA]]を除き[[便所|トイレ]]と[[自動販売機]]のみとなっている。 === 主なトンネルと橋 === [[ファイル:Kurateyama Tunnel.jpg|thumb|300px|鞍手山トンネル(上り線)]] {| class="wikitable" style="text-align:center;" |- !トンネル・橋梁名称 !延長 !区間 !備考 |- |合戸トンネル |上り : 383m<br/>下り : 370m |いわきJCT - いわき三和IC | |- |渡戸トンネル |上り : 1,136m<br/>下り : 1,140m |いわき三和IC - 差塩PA | |- |新風越トンネル |上り : 460m<br/>下り : 537m |小野IC - 阿武隈高原SA | |- |新阿武隈川橋 |390m |郡山東IC - 郡山JCT | |- |高玉東トンネル |上り : 1,100m<br/>下り : 1,120m |rowspan="5"|磐梯熱海IC - 猪苗代磐梯高原IC | |- |高玉西トンネル |上り : 1,020m<br/>下り : 990m | |- |新中山トンネル |上り : 1,790m<br/>下り : 1,820m | |- |鞍手山トンネル |上り : 1,650m<br/>下り : 1,670m | |- |関都トンネル |上り : 1,440m<br/>下り : 1,490m | |- |阿賀川橋 |600m |会津若松IC - 新鶴PA | |- |七折トンネル |2,360m |新鶴PA - 会津坂下IC | |- |只見川橋 |310m |rowspan="4"|会津坂下IC - 西会津IC | |- |束松トンネル |1,330m | |- |鳥屋山トンネル |2,600m | |- |西会津トンネル |1,020m | |- |長坂トンネル |740m |rowspan="4"|西会津IC - 上川PA | |- |龍ヶ嶽トンネル |3,660m | |- |黒森山トンネル |2,760m | |- |小出トンネル |1,120m | |- |焼山トンネル |2,990m |津川IC - 三川IC | |- |吉津トンネル |910m |rowspan="3"|三川IC - 阿賀野川SA | |- |西山トンネル |2400m | |- |熊渡トンネル |160m | |- |小松トンネル |210m |rowspan="2"|阿賀野川SA - 安田IC | |- |宝珠山トンネル |610m | |- |阿賀野川橋 |<ref name="aganogawabashi">橋長は手前の高架橋を含めない。</ref>399m |安田IC - 五泉PA | |- |} ※ 会津若松IC - 新潟中央IC間は対面通行(暫定2車線) ==== トンネルの数 ==== {| class="wikitable" style="text-align: center" !区間!!上り線!!下り線 |- |いわきJCT - いわき三和IC||1||1 |- |いわき三和IC - 差塩PA||1||1 |- |差塩PA - 小野IC||0||0 |- |小野IC - 阿武隈高原SA||1||1 |- |阿武隈高原SA - 磐梯熱海IC||0||0 |- |磐梯熱海IC - 猪苗代磐梯高原IC||5||5 |- |猪苗代磐梯高原IC - 会津若松IC||0||0 |- |会津若松IC - 会津坂下IC||colspan="2" |1 |- |会津坂下IC - 西会津IC||colspan="2" |3 |- |西会津IC - 上川PA||colspan="2" |4 |- |上川PA - 津川IC||colspan="2" |0 |- |津川IC - 三川IC||colspan="2" |1 |- |三川IC - 阿賀野川SA||colspan="2" |4 |- |阿賀野川SA - 安田IC||colspan="2" |2 |- |安田IC - 新潟中央IC||colspan="2" |0 |- !合計!!24!!24 |} ※会津若松IC以西でトンネルのある区間は暫定2車線の対面通行であるため、上下線で1本のトンネルとなっている。 === 4車線化に向けた動き === 磐越道は[[1997年]]の全線開通以降も拡幅工事が順次進められ、会津若松IC以東では[[2008年]]に4車線化が完成した。一方で会津若松IC以西においては、区間の殆どがICや休憩施設周辺の本線合流部を除き[[暫定2車線]]区間であり、拡幅に向けた具体的な動きもほとんどない。これは、4車線化整備の目安となる交通量が1日1万台とされるなかで<ref name="福島民報">{{Cite news|author=|authorlink=|url=|title=【磐越自動車道】連携強め全線4車線に|newspaper = 福島民報|publisher = 福島民報社|date = 2012年4月16日|accessdate = }}</ref>、既に整備済みの[[猪苗代磐梯高原インターチェンジ|猪苗代磐梯高原IC]]-[[会津若松インターチェンジ|会津若松IC]]など東側区間が1万3千台数えるのに対し、未整備区間の会津若松より西側区間では最大となる[[新潟中央インターチェンジ|新潟中央IC]]-[[新津インターチェンジ|新津IC]]間ですら8千台余りという交通量の実績(いずれも2010年度)がそのまま反映された形となっている<ref name="福島民報" />。路線全体で見ても対面通行区間の延長は約95.2kmと道路全体の約半分にのぼるため、特に路面状況が悪化する冬季期間においては安全面の問題が指摘されている。 磐越道は[[太平洋]]と[[日本海]]を単独で結ぶ国内唯一の高速道路であり<ref name="福島民報" />、[[東日本大震災]]や[[平成23年7月新潟・福島豪雨|新潟・福島豪雨]]の際には指定道路として緊急車両や資材運搬車両の往来に活用され、被災地を支える“命の道”として機能したほか<ref name="福島民報" />、震災以降[[新潟東港]]の取り扱いコンテナ量が増えたため磐越道を通行する大型車の数が増えるなど<ref name="産経新聞">{{Cite news|author=|authorlink=|url=|title=磐越道4車線化 新潟商議所要望|newspaper = msn.産経ニュース|publisher = 産経デジタル|date = 2012年2月28日|accessdate = }}</ref>、その重要性も見直されている。 こうした状況を踏まえ福島県と新潟県の沿線の8つの[[商工会議所]]は、2012年5月7日に[[北陸地方整備局]]、同年5月10日に[[東北地方整備局]]に、それぞれ全線4車線化に向けた要望書を連名で提出した<ref name="会津商工会議所1">{{Cite news|author=|authorlink=|url=|title=磐越自動車道の早期全線4車線化を国土交通省北陸地方整備局に要望|newspaper = 会津若松商工会議所オフィシャルサイト -Topics 2012 file No.19-|publisher = 会津若松商工会議所|date = 2012年5月7日|accessdate = }}</ref><ref name="会津商工会議所2">{{Cite news|author=|authorlink=|url=|title=磐越自動車道の早期全線4車線化を国土交通省東北地方整備局に要望|newspaper = 会津若松商工会議所オフィシャルサイト -Topics 2012 file No.20-|publisher = 会津若松商工会議所|date = 2012年5月10日|accessdate = }}</ref>。これに対し北陸整備局長は「次の4車線化の候補にはなってくると思われる」「財源の問題、交通量を踏まえ今後の検討課題」と応じ<ref name="会津商工会議所1" />、東北整備局長も「縦軸ばかりでなく、横方面の安定した交通軸は重要」と回答している<ref name="会津商工会議所2" />。 また[[太田昭宏]][[国土交通大臣|国土交通相]]は[[2015年]][[9月8日]]の[[参議院]][[国土交通委員会]]にて、[[常磐自動車道|常磐道]]暫定区間の4車線化とともに磐越道の4車線化にも言及し、「交通量は比較的少ないが、大雪で閉ざされる課題もある。優先順位を明確にした上で対策を検討」と述べ、国土交通省として同年10月に予定される[[高速自動車国道法]]施行令の改正後の整備計画策定に含みを残している<ref name="福島民友20150909">{{Cite news|author=|authorlink=|url=|title= 国交相が常磐道4車線化明言|newspaper = 福島民報|publisher = 福島民報新聞社|date = 2015-09-09|accessdate = }}</ref>。 === 道路管理者 === * [[東日本高速道路]][[東日本高速道路東北支社|東北支社]] ** いわき管理事務所 : いわきJCT - 小野IC ** 郡山管理事務所 : 小野IC - 猪苗代磐梯高原IC ** 会津若松管理事務所 : 猪苗代磐梯高原IC - 津川IC * 東日本高速道路[[東日本高速道路新潟支社|新潟支社]] ** 新潟管理事務所 : 津川IC - 新潟中央IC ==== ハイウェイラジオ ==== * 差塩(いわき三和IC - 小野IC) * 五百川(郡山JCT - 磐梯熱海IC) * 新津(新津IC - 新潟PA) === 交通量 === '''24時間交通量'''(台) [[道路交通センサス]] {| class="wikitable" style="text-align:center" ! 区間 !! 平成17(2005)年度 !! 平成22(2010)年度 |- | いわきJCT - いわき三和IC || 9,132 || 10,469 |- | いわき三和 - 小野IC || 9,361 || 10,858 |- | 小野IC - 船引三春IC || 9,490 || 10,941 |- | 船引三春IC - 郡山東IC || 10,579 || 12,164 |- | 郡山東IC - 郡山JCT || 10,155 || 11,229 |- | 郡山JCT - 磐梯熱海IC || 14,001 || 13,843 |- | 磐梯熱海IC - 猪苗代磐梯高原IC || 14,206 || 14,119 |- | 猪苗代磐梯高原IC - 磐梯河東IC || 12,887 || 13,475 |- | 磐梯河東IC - 会津若松IC || 10,175 || 11,031 |- | 会津若松IC - 新鶴PASIC || rowspan="2" | 6,808 || 7,288 |- | 新鶴PASIC - 会津坂下IC ||6,963 |- | 会津坂下IC - 西会津IC || 6,419 || 6,402 |- |西会津IC - 津川IC || 6,203 || 6,111 |- | 津川IC - 三川IC || 7,132 || 7,106 |- | 三川IC - 安田IC || 7,101 || 7,152 |- | 安田IC - 新津IC || 7,566 || 7,561 |- | 新津IC - 新津西SIC || rowspan="2" | 8,246 || rowspan="2" | 8,451 |- | 新津西SIC - 新潟中央JCT |- | 新潟中央JCT - 新潟中央IC || 6,667 || 16,246 |} <small>(出典:「[http://www.mlit.go.jp/road/census/h22-1/ 平成22年度道路交通センサス]」([[国土交通省]]ホームページ)より一部データを抜粋して作成)</small> [[2002年]](平成14年)度 区間別日平均交通量{{要出典|title=出典とした統計を提示ください。|date=2012年7月23日 (月) 21:10 (UTC)}} * いわきJCT - 新潟中央IC 平均 : 8,965台(前年度比98.2%) ** 最大 : 郡山JCT - 磐梯熱海IC 13,934台 (98.4%) ** 最小 : 新潟中央JCT - 新潟中央IC 5,027台 (105.9%) ==== 渋滞 ==== {{出典の明記|section=1|date=2010年9月}} {{独自研究|section=1|date=2014年6月19日 (木) 01:38 (UTC)}} 通常期には渋滞することはほぼないが、ゴールデンウィーク・お盆などの繁盛期になると一部区間で渋滞が発生する。 [[いわきジャンクション|いわきJCT]] - [[郡山ジャンクション|郡山JCT]]は[[常磐自動車道|常磐道]]と共に[[東北自動車道|東北道]]の迂回ルートとして機能しており、一部区間で数km程度の渋滞が発生する場合があったが、4車線化に伴って解消しつつある。また、東北道下りの[[安達太良サービスエリア|安達太良SA]]や[[福島トンネル]]を先頭とする渋滞が郡山JCTを過ぎて磐越道下りの郡山東IC付近まで延びてくることもある。 また、[[会津若松インターチェンジ|会津若松IC]]以西の対面通行区間でも一部区間で数km程度の渋滞が発生することがある。 以前は[[会津若松インターチェンジ|会津若松IC]] - [[磐梯熱海インターチェンジ|磐梯熱海IC]]、[[いわきジャンクション|いわきJCT]] - [[郡山ジャンクション|郡山JCT]]の間も対面通行でお盆やゴールデンウィーク、紅葉シーズンなどに激しい渋滞が発生していた。 == 地理== === 通過する自治体 === * [[福島県]] ** [[いわき市]] - [[田村郡]][[小野町]] - [[田村市]] - 田村郡[[三春町]] - [[郡山市]] - 田村郡三春町 - 郡山市 - [[本宮市]] - 郡山市 - [[耶麻郡]][[猪苗代町]] - 耶麻郡[[磐梯町]] - [[会津若松市]] - [[大沼郡]][[会津美里町]] - [[河沼郡]][[会津坂下町]] - 耶麻郡[[西会津町]] * [[新潟県]] ** [[東蒲原郡]][[阿賀町]] - [[阿賀野市]] - [[五泉市]] - [[新潟市]]([[秋葉区]] - [[江南区 (新潟市)|江南区]]) === 接続する高速道路 === * [[常磐自動車道]](いわきJCTで接続) * [[あぶくま高原道路]](小野ICで接続) * [[東北自動車道]](郡山JCTで接続) * [[北陸自動車道]](新潟中央JCTで接続) * [[日本海東北自動車道]](新潟中央JCTで接続) == 脚注 == {{脚注ヘルプ}} {{Reflist}} {{脚注ヘルプ}} <!-- === 注釈 === {{Reflist|group="注釈"}} --> == 関連項目 == {{Commonscat|Ban-etsu Expressway}} * [[高速自動車国道]] * [[東北地方の道路一覧]] * [[中部地方の道路一覧]] == 外部リンク == * [http://www.e-nexco.co.jp NEXCO東日本 コーポレートサイト] - 東日本高速道路(公式サイト) {{日本の高速道路}} {{東日本高速道路}} {{磐越自動車道}} {{DEFAULTSORT:はんえつしとうしやとう}} [[Category:日本の高速道路]] [[Category:東日本高速道路]] [[Category:東北地方の道路]] [[Category:中部地方の道路]] {{リダイレクトの所属カテゴリ |collapse= |header=この記事は以下のカテゴリでも参照できます |redirect1=合戸トンネル |1-1=福島県の道路トンネル |1-2=いわき市の交通 |1-3d= |redirect2=渡戸トンネル |2-1=福島県の道路トンネル |2-2=いわき市の交通 |2-3d= |redirect3=新風越トンネル |3-1=福島県の道路トンネル |3-2=田村市 |3-3=小野町 |redirect4=高玉東トンネル |4-1=福島県の道路トンネル |4-2=郡山市の交通 |redirect5=高玉西トンネル |5-1=福島県の道路トンネル |5-2=郡山市の交通 |redirect6=新中山トンネル |6-1=福島県の道路トンネル |6-2=郡山市の交通 |redirect7=鞍手山トンネル |7-1=福島県の道路トンネル |7-2=郡山市の交通 |7-3=猪苗代町 |redirect8=関都トンネル |8-1=福島県の道路トンネル |8-2=猪苗代町 |redirect9=七折トンネル |9-1=福島県の道路トンネル |9-2=会津坂下町 |redirect10=鳥屋山トンネル |10-1=福島県の道路トンネル |10-2=西会津町 |redirect11=龍ヶ嶽トンネル |11-1=福島県の道路トンネル |11-2=西会津町 |redirect12=黒森山トンネル |12-1=福島県の道路トンネル |12-2=西会津町 |12-3=阿賀町 |redirect13=小出トンネル (磐越自動車道) |13-1=中部地方の道路トンネル |13-2=新潟県の交通 |redirect14=焼山トンネル |14-1=中部地方の道路トンネル |14-2=新潟県の交通 |redirect15=吉津トンネル |15-1=中部地方の道路トンネル |15-2=新潟県の交通 |redirect16=西山トンネル (新潟県) |16-1=中部地方の道路トンネル |16-2=新潟県の交通 |16-3=阿賀町 |redirect17=熊渡トンネル |17-1=中部地方の道路トンネル |17-2=新潟県の交通 |redirect18=小松トンネル |18-1=中部地方の道路トンネル |18-2=新潟県の交通 |redirect19=宝珠山トンネル |19-1=中部地方の道路トンネル |19-2=新潟県の交通 |19-3=阿賀野市 }}